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本日ニュースになった消火設備の事故

本日朝のニュースで、墨田区で起きた消火設備の事故の事が放送されていました。

ドンキホーテの駐車場で、高さ制限を超えた車が強引に進入したことで、天井部分に設置されている泡消火設備の配管を壊してしまったようです。

 

駐車場から流れ出た消火用の泡が道路に流れ出して、店舗前の道路は泡だらけ。

さらに、その泡を流した下水道が泡で充満してしまい、マンホールから噴き出る泡を足で塞いでいました。

消防団員は腰まで浸かりながら作業をして、清掃終了まで10時間かかったそうです。

私もこの業界で25年仕事をしていますが、こんな光景は初めて見ました。

すごい量の泡が出続けるんですね。

 

普段あまり気が付きませんが実はこの設備、私たちの住む身近なビルやマンションにも設置されているんです。

もし皆さんの住むビルやマンションで、地下や1階が台数の多い駐車場になっていたら天井を見てみてください。

小さなシャワーヘッドのようなものがいくつも付いていたら、それがそうです。

火災が起きた時、そこから消火用の泡が噴射されて消火してくれます。

よく耳にするスプリンクラーと間違えやすいのですが、スプリンクラーは室内に設置されており、家具や布団などの普通の火災を消火します。

これらの火災には浸透することが目的にあるため、薬剤はが噴射されます。

しかし、電気やガソリンなどが関連する自動車など場合は、水を使用すると感電の恐れがあり、また逆に火が燃え広がる危険性もあるため、消火剤にはが使用されます。

泡は、表面に膜を作り酸素の供給を絶つため、油火災などに効果を発揮します。

そのため、なるべく泡が長時間消えないようになっているので、今回のような結果になってしまいました。

今回のような大騒ぎにならぬよう、我々の消防業界でも対策が必要ですね。

 

また一方では、いざという時に命を守ってくれる消防設備というものを日常的に意識し、どのような役割を持つのかを知っておいてほしいと思います。

 

 

 

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