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秀プランテックブログ

これから増える救助袋式避難ハッチへの改修

先日施工して施工事例に載せたばかりですが、早くもまた救助袋式避難ハッチのお問い合わせがありました。

現地で打ち合わせさせていただきましたが、理由は前回と全く同じです。

 

10F建てマンションで高齢者が多いため、火災が起きた時避難はしごではとても1Fまで逃げられないので不安だとのこと。

そりゃあそうですよね。

我々のような消防業界の人間でも、はしごを利用して1Fまで逃げるのは容易ではありませんから。

正直手も痛くなりますし、体重を支えなくてはならないので体力も消耗します。

建物がどんどん高層化している現状では、もうお年寄りには高層マンションに住むなといっているようなものです。

相当調べていたのでしょう。

器具についてはとてもよく知っており、ほとんど説明は必要ありませんでした。

しかし、いざ依頼をしようと考えた時どこに頼めばよいのかわからず、かなり苦労したようです。

 

確かに見つからないかもしれません。

なぜなら、避難ハッチのメーカーでははしご内蔵型しか製造していませんし、救助袋のメーカーでは救助袋しか製造していないからです。

つまり、救助袋式避難ハッチにするには、両方の製品を1つに収めるためのノウハウと取引実績がなければ成立しないのです。

一応救助袋のメーカーでは救助袋式ハッチが用意されていて、カタログもあるのですがこれは新築用、つまりこれから建てる建物用です。

最近増えつつあるのは既存の建物を改修するものなので、ここに工事に関する専門の知識と経験が必要になります。

メーカーとは、製品を製造して販売することが主です。

そのため、避難ハッチメーカー・救助袋メーカーいずれに問い合わせしても、あまり積極的な対応はしてくれません。

また消防設備の工事は、国家資格者でないと施工できないため、両方のメーカーと取引実績がありかつ資格と技術をもつ施工業者はほとんどないでしょう。

あっても、その業者は施工せず丸投げで依頼しているだけです。

ですから、弊社は同じ物件を違う販売店を通して依頼されることがよくあります。

いろいろな業者さんから頼られることは非常にうれしいことなのですが、それはそれでいろいろな配慮が必要になってくるので大変ですね。

 

とはいえ、業者さんにもオーナーさんにも頼りにされるのは、とても有難いこと。

消防関係のご相談なら、どんなことにも納得いただけるよう対応し、これがらも努力し続けます。

 

 

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